環境負荷の低い持続可能な植物保護資材の開発

現在、地球上で生産可能な食糧の約3分の1が病害虫や雑草により毎年失われており、病害による損失はその約半分を占めると試算されている。従来、病害に対する防除法としては、化学農薬や抗生物質が使用されてきた。しかし、このような従来の農業では、環境負荷や耐性菌の出現が問題となっている。
Syncom Agritechは、従来の防除法に代わる環境負荷の低い持続可能な植物保護資材の開発を進め、グローバルに展開する。

Service
育種
ゲノム編集による緑肥の高機能化 根に特化した育種 根の可視化
病害予防・施肥
圃場モニタリングによる早期病害発見 MFC等農薬代替資材の噴霧サービス
微生物資材による追肥サービス 土壌微生物評価・データベース化
土作り
微生物資材による土壌改良

CEO
山村 英司 Eiji Yamamura

1970年2月生まれ。2006年に株式会社クリアウォーター・パー トナーズを創業、上場食品スーパー、大手商社グループの内 部統制業務を中心に、ブラジル大手インスタント・コー ヒー・メーカーの業務改善プロジェクト、オランダグリーン ハウスメーカーの日本進出支援、オランダ飼料添加物メー カーのPMI業務・内部統制整備支援、イギリス農業資材販社の 内部統制整備支援、イギリス再生可能エネルギー商社の内部 統制整備支援等を受託。2011年より合同会社野畑ファームを 創業、つくばで有機農業を実践する傍ら、2017年にバングラ デシュで農業事業を開始、翌2018年にベトナム国営研究所 WASIとの共同研究、ロシア事業開始、2020年にはリベリア共 和国農業支援プロジェクトを開始。

CTO
石賀 康博 Yasuhiro Ishiga

1977年9月生まれ。岡山大学 自然科学研究科博士課程修了。 植物病理学が専門。2007年よりOklahoma State University Postdoctoral Fellow、2008年よりThe Samuel Roberts Noble Foundation Inc. Postdoctoral Fellow、2014年より筑波大学 生命環境系 助教。食糧供給安定化を目指して、植物と病原菌 の相互作用を分子レベルで解析している。2017年よりロシ ア・ベトナムにて山村とともにグローバルに活動。

test content