私たちシンコムアグリテックは、インドにおいてオーガニックコットンの契約栽培を推進しています。農薬や化学肥料に頼らない持続可能な農業を普及させるとともに、確かなトレーサビリティを備えた原料供給を実現しています。現地では、自社のアグリテック技術を活用し、種子の手配から栽培・収穫・ジニング(綿繰り)までを一貫して管理。インドの有機認証制度であるNPOPの取得に加え、GOTS、BCI、OCSといった国際的な認証制度にも対応し、輸出先ごとのニーズに応じた柔軟な品質管理体制を整えています。
さらに、地域の農家の所得向上や土壌の健全化を目指し、現地資材を活用した有機肥料の導入や輪作体系の推進など、リジェネラティブ農業(再生型農業)にも積極的に取り組んでいます。2022年度には、アパレル大手企業との協業もスタート。オリジナルTシャツの原料供給や、ESG戦略に基づく商品開発の支援を通じて、サステナブルな素材供給のモデルケースとして産業全体への波及を進めています。